観智院 |
電話 |
03-3431-1450 |
仏前結婚式
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交通 |
・都営大江戸線「大門駅」下車、徒歩5分
・都営三田線「芝公園駅」下車、徒歩5分
・JR山手線「浜松町駅」下車、徒歩10分
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戦国時代末期から続くお寺で、浄土宗大本山・増上寺の山内寺院です。歌舞伎「忠臣蔵」では浅野内匠頭(あさのたくみのかみ)が吉良上野介(きらこうずけのすけ)から朝廷からの使者を接待する役目(勅使饗応役)を前日まで知らされず、 使者をお迎えするために江戸中の畳職人を呼んで一晩で200畳の畳を入れ替えたというエピソードがあり、この時の舞台としても観智院が登場します。
また現在の観智院は念仏道場として、毎月の「夕念仏の会」や増上寺を舞台にした「24時間不断念仏」なども企画されています。
観智院の結婚式では「行華(あんげ)」が行われます。この行華は新郎新婦が二人で仏様にお花をささげる作法ですが、これはお釈迦様の前世物語が由来となっています。
お釈迦様が前世でパドマ国の青年・スメーダであった時、 燃灯仏という仏様がこの世にお出ましになり、説法をされていました。そしてこの仏様にお花を供養すれば大きな功徳が頂けると聞いた王様は国中の花をお城に集めてしまったため、スメーダはお花を供養することができませんでした。
しかしそのとき、王の命令で城に花を届けようと七本の花を隠すように持って通りかかったスラバティーという名の美しい乙女に会い、スメーダは全財産と引き換えに花を五本だけでいいから譲ってほしいと懇願します。
なぜそうまでと不思議に思うスラバティーに、スメーダは仏様に供養することの素晴らしさ、そしてそれにより仏道を成就し、多くの人のためになりたいからだと熱意を持って語りました。
そして二人は仏さまのもとに赴き、青年は五本の花を、乙女は二本の花を捧げます。この縁によって二人は結ばれ、さらに後世においても生まれ変わるたびに夫婦となり、後にはシッタルダ太子(お釈迦様)とヤショダラ姫(お釈迦様のお妃)として生まれました。
このような故事にあやかり、「行華」では新郎は五本、新婦は二本の花を仏様にささげて結婚の証とします。
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観智院さんの仏前結婚式について、お寺の方に詳細をお聞きしましたのでお知らせします。
(1)何か月前までにお申し込みが必要ですか?
できれば3ヶ月前ぐらいまでにお願いしたいと思います。
(2)申し込みから当日までの流れは?
仮申し込み、要望ヒアリング、仏教レクチャー、申込み、スタッフ打合せ、リハーサル、本番という流れです。
(3)結婚式は誰でもあげることが可能ですか?
仏教に賛同あるいは関心を持つ方なら誰でも挙式可能です。
(4)衣装、カメラマン、披露宴などはどのように手配しますか?
必要な方には隣のメルパルク出入りのカメラ、ビデオ業者などを紹介します。また、パーク、プリンス、オークラなどホテルも近いし、東京タワー展望台、東京湾クルーズもありますね。
(5)一日何組まで行われますか?
一日、一組限定です。
(6)式次第があれば教えて下さい。
報鐘告瑞(ほうしょうこくずい)−結婚式の開始を告げる鐘
一同着席
開式告辞
新郎新婦入堂
戒師入堂
恭敬三礼(くぎょうさんらい)−仏法僧に三礼
宝前表白(ほうぜんひょうびゃく)−ご先祖や仏様を式場にお迎えし、結婚を報告
戒師告諭(かいしこくゆ)−結婚の意義を諭す言葉
行華(あんげ)−仏様に新郎新婦が花を供える
聖水勧頂(せいすいかんぢょう)−御仏の聖なる水を頂き、身と心を清める
三帰(さんき)−仏法僧の三宝に帰依し、仏道精進することを誓う
寿珠授与(じゅずじゅよ)−仏教徒の証として、新郎新婦にお数珠が授けられる
指輪交換(オプション)
観経の文・念仏
誓詞朗読(せいしろうどく)−ご本尊・戒師・参列者の前で、誓いの言葉を奉読する
成婚奉告(せいこんぶこく)−戒師は仏様に誓詞を供え、成婚を報告する
戒師退堂
新郎新婦退堂
閉式告辞
参列者退堂
(7)最大何人まで参列可能ですか?
新郎新婦親族・友人等合わせて40名まで参列可能です。
(8)お寺の施設は何がありますか(新郎新婦・親族・友人控室、授乳スペースなど)?
新郎新婦・親族・友人控室、授乳スペースなどご用意できます。
(9)仏前結婚式を検討されている方に、メッセージを頂くことはできますでしょうか?
永遠の生命、無限の向上を目ざして明るく、正しく、仲よく暮らしたい方に。仏様が二人の門出を祝福してくださいます。
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